昭和二十四年八月二十一日 講話(44) 光録11

〔 質問者 〕昭和二二年八月より発熱し、肋膜との診断をうけ約一カ月にて治癒、また二三年一月に再発し、今度はカルシウム注射を三〇本うちレントゲン療法を用いて治りその後経過がよかったのですが、六月に入信し、本年三月一八日に光明如来様をお祀りいたしましたところ、その後激しい腹痛下痢を伴い、食欲なく、昨今ははなはだしく胸が痛み多量の痰が出て衰弱いたしております。右の御浄霊法を御教えください。

 浄霊すると固まったのが溶けてくるのでこうなるんです。そして溶かして出さなきゃ本当には治らないんです。ただ、そのために体が衰弱するのがこわいんですね。だから衰弱しないように工夫しなくちゃいけない。それには野菜がいいんです。栄養ってのは野菜ですからね。肉や魚は元気をつけるもので、栄養と元気とは違いますからね。菜食にするとおとなしくなりますが、体にはとてもいいんです。

 動物性の食物は衰弱を増しますからね。これは気をつけなくちゃいけない。こんなのは浄霊する人にうんと力があるとどんどん治るからいいんですが、力が弱いと衰弱が永びくんで困るんです。だから、そんなときは浄霊も衰弱させないようにゆっくりやったがいいですね。ここのところは非常に難しいんですよ。

「『御光話録』十一号、岡田茂吉全集講話篇第二巻p」 昭和24年08月21日