昭和二十四年八月二十一日 講話(39) 光録11

〔 質問者 〕三〇年前、八歳のとき眼を患い、稲荷の信仰により治りましたが、一年前から両眼ともに失明してしまい、種々の医療によるも治る気色なく、頼まれて頭部を御浄霊中眼から白いものが飛び出しました。このような病人の御浄霊はいかがいたしたらよろしいでしょうか。稲荷は元の所に祀ってあります。

 これは稲荷はそのままにしといたほうがいいですね。失明したのは稲荷のためかどうか判りません。稲荷は祀ったんだから悪くなるってことはありませんよ。蛇の霊は失明させることがありますがね。これは稲荷のためじゃないと思いますね。失明した人でも間違った療法さえしてなければわけなく治りますがね。この人もきっと間違った療法のために固まったんですよ。だから気長に浄霊するんですね。眼はね、眉毛の上とこめかみと、それから眼の悪い元は延髄ですからね、そこをよくやれば固まった毒がとれるに従ってよくなりますよ。

「『御光話録』十一号、岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和24年08月21日