〔 質問者 〕N市近郊のある場所ですが、最初そこに家を建てた一家四人のうち三人相次いで死亡、次にその家に移った一家は三人のうち二人死亡、三代目も二人死亡し一人は病気になりました。そこには元、池も大木もありませんでしたので、どのようにお祀りしてよいか判らず困っております。御神体をお祀りいたしますればそこに住んでもよろしいでしょうか。
これはなにか祟ってるんですね。このままじゃいけませんよ。まあ、水があれば龍神ですが、水がないなら古戦場だとか、たくさん人殺しのあった所だとかですね。地縛の霊がいる場合、建物なんか建てられると苦しいんです。ふつうのならそれほどでもありませんが、特に執着の強いのとか、怒りっぽいのとか、それから地龍の場合もあるんです。ある一画を住居にして地の龍が住んでる場合、そこに家なんか建つと邪魔だから怒るんです。とにかく、この家は早く撤去しろっていう意味ですよ。だからその家を移すことですね、少なくとも二、三十間離れた所にどけばいいでしょう。ところがどうしてもそんなことができないような場合には、光明如来様をお祀りすれば夢でお知らせのあることがありますから、お知らせがあればその通りにすればいいし、またなくても、しだいにそこの霊が救われて行きますから、しばらく経つうちに解決しますよ。
「『御光話録』十一号、岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和24年08月21日