昭和二十四年八月二十一日 講話(33) 光録11

〔 質問者 〕私宅の牝鶏が二カ月ほど前から卵を生むのをやめて雄鶏のごとく鳴きますので浄霊いたしましたところ、このごろでは二、三声しか鳴かぬようになりました。これはどういうわけでしょうか。

 ははあ、鶏のほうも男女同権になったかな。(爆笑) こういうのは生まれつき両性でしょうね。で、もう女のほうがすんだんで男のほうになっちゃったんですね。人間にも両性はありますからね、鶏にもないことはないでしょう。これは精虫が男と女と合併密着した関係だろうと思いますね。人間の場合には、前世で女だったのが男に生まれ変わるとか、男だったのが女に生まれ変わるかして、それがはっきりしない中途で大きくなったためなんですがね(『御光話録』三号〔第二巻二六頁〕および同四号(第二巻五七頁)参照)
  

〔 質問者 〕人に頼まれて牛の鼻通しをやっておりますが、今後も続けてよろしいでしょうか。

 差し支えないですよ。相手が動物ですからね。人間じゃたまりませんがね。(笑声)

「『御光話録』十一号、岡田茂吉全集講話篇第二巻p」 昭和24年08月21日