昭和二十四年八月二十一日 講話(26) 光録11

〔 質問者 〕私の姉 (教修をいただいております)が嫁に行った先の舅は霊友会に熱心で、家の不和は仏を集めて祀りお題目を唱えれば消えると申してさかんにすすめますが、私宅では、光明如来様におすがりしてればそんなお題目は唱えなくてもよいと申し、姉は板挾みとなって困っておりますが、いかがいたしたらよろしいでしょうか。

 舅さんじゃ目上だから、舅さんのやる通りやればいいですよ。素直に言うことに従ってね、決して抵抗しちゃいけませんよ。無抵抗主義で気持ちよくさせとくんです。そうしといて時期を待つんですね。霊はやむを得ないことなら承知してますから、決して障るなんてことはありませんよ。もし障るとすればその舅さんに障りますよ。いいものはいい、悪いものは悪いんですからね。時期が来ればちゃんと思うようになりますよ。だから「時節を待つ」っていう寛容の精神が必要ですね。

「『御光話録』十一号、岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和24年08月21日