昭和二十四年八月二十一日 講話(21) 光録11

〔 質問者 〕私の妻は昨年一〇月に御光りをいただきましたが、信仰を嫌い御光りを外してしまって胸にかけません。なぜ御光りをいただいたのかと訊ねますと、一時逃れに受けたのだと申します。妻の反対をそのままにしてよろしいでしょうか。また妻を信仰に導くにはいかがいたすべきでしょうか。

 これはあせったって駄目ですよ。この奥さんに邪霊が憑いているんで、それが反対するんですからね。とにかくそういう因縁なんですから、強制するのはいけません。

 御光りも、本当にかけたいからかけるって言うんじゃなくちゃいけません。かけたいって言うのは邪霊の勢いが弱まったってことですからね。これはね、このままにしておきなさい。なんだかんだって言わないでね。信仰しようとしまいと勝手だっていうようにしてればだんだんいいようになりますよ、そのうちにね

「『御光話録』十一号、岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和24年08月21日