昭和二十四年八月二十一日 講話(18) 光録11

〔 質問者 〕感じる人が死んだ人に手を当てたところ、それからしばらくの間感じがなくて、その後また「ボッボッ」と感じるようになりましたが、これはどういうわけでしょうか。

 しかし、それはまたどうしたわけです。なにも死んだ人に手を当てなくてもいいでしょ。死体にじかに触るのはいけませんよ。それを神様が戒められたんでしょう。やはり「死穢れ」って言って、一つの霊的の穢れですからね。霊が抜けて肉体ばかりになると、人間とは違う一つの物質ですからね。昔はやかましく言ったもんですよ、「死穢れ」ってね。それに対してですね、浄霊っていうのは神聖なことなんで、浄霊するときは神様の代理をしているんですからね。死穢れがとれない間に手を当てるっていうのはいけませんよ

「『御光話録』十一号、岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和24年08月21日