〔 質問者 〕ある信者、霊眼が開けており、火龍の飛ぶのを見たと申します。その火龍は眼が飛び出ていて真っ赤だそうですが、ある日それが自宅のかまどの所にいるのを見ましたが、大先生から火龍は火事を起すと伺っておりましたので、驚いて教導所の先生に善言讃詞を奏上していただきましたところ、その火龍は丸くなってしばらくしてから逃げて行ったとのことです。また、あるときはお掛軸をお祀りしてある部屋に火龍がたくさん飛んでおり、御文字から出る御光りに当たるのを恐れて右往左往していたそうですが、このようなことは本当でしょうか。
これは本当ですね。火龍っていうのもたくさんあっていろんな形に見えるもんです。ここにあることは本当でしょうね。……あの火事で飛び火するでしょ、あれなんかやはり火龍ですよ。
「『御光話録』十一号、岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和24年08月21日