昭和二十四年八月二十一日 講話(11) 光録11

〔 質問者 〕理髪業の一信者、御神体に善言讃詞を上げますとお客が来なくなります。霊視のできる人が見て申しますには、善言讃詞を上げると亡者どもが数えきれぬほど集まって立ちふさがるため、お客も入れないとのことでございます。そこで、お客が絶えるたびに入口を開いて御浄霊を施しますとはたしてお客がまいります。しかしこれは他人に奇異な感じを与えるのですがいかがいたしたらよろしいでしょうか。

 これは本当ですよ。しかし、亡者といってもいくらか因縁のある霊じゃなくちゃ来ないですからね。そして来るだけ来てしまえば終わりますよ。そりゃあ、善言讃詞なんかは霊はとても喜びますからね。一心になって聞きに来るんですよ。それで救われるとね、今度は救われた霊が御礼しますからね、たいへんなことになるんです。だから発展するんですよ。そのまま続けなさい。

「『御光話録』十一号、岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和24年08月21日