昭和二十四年八月十三日 講話(10) 光録14

〔 質問者 〕三五歳の婦人、一年前子宮癌にて子宮を摘出、昨年一一月入信、現在右脚全体がむくみ、下腹部には嬰児の頭大の固結があり多少嘔気があります。御浄霊いただいておりますがいかがでしょうか。

 さあ、これは子宮をとってしまったんだからねえ。脚がむくんでるのはそのためですよ。癌なんてのはめったにないから、これはきっと他の毒の固まりですよ。おまけにこの人はまだ三五歳ですからね。癌になるのはどうしても四〇歳以上ですよ。
  

〔 質問者 〕御浄霊を続けましてもよろしいでしょうか。

 いいですよ。けど、治るかどうかちょっと請け合えませんね。
  

〔 質問者 〕親類の人は反対しておりますが、本人はおすがりしておりますので……

 本人がすがるんならやってあげねば……
  

〔 質問者 〕もしその人が死亡した場合、そのためにお道の発展に悪影響がありはしないかと存じますが……

 それは臨機応変にやったらいいんで、だから治るってことは請け合わなけりゃいいでしょう。
  

〔 質問者 〕御浄霊するようになりまして排尿が多くなりました。

 いいですね。一週間くらいやってみて、少しでもよくなればいいですね。生命は請け合えないけど苦痛はなくなりますよ。
  

〔 質問者 〕ただいまでも苦痛はぜんぜんありません。

 でも、むくんでるでしょ。
  

〔 質問者 〕はい。

 それが苦痛ですよ。

「『御光話録』十四号、岡田茂吉全集講話篇第二巻p~」 昭和24年08月13日