昭和二十四年八月一日  直心会報08 「妙智の鍵」 (6)

〔 質問者 〕戦死者の遺骨が還ってまいりましたが、埋葬しようとして木箱の中を開けてみましたところ、白木の位牌に俗名が書いてあるだけでございますが、字が違い当て字でございますので、そのまま埋葬するに忍びません。公葬や、お葬式もすんでおりますので、いかがいたしましたらよろしゅうございましょうか。

 ふつうに、僧に頼み戒名をつけ祀ればよい。この場合名前の違ったのは意味がないからそれは止めればよろしい。

「光明分会『会報』八月号、岡田茂吉全集講話篇第三巻」 昭和24年08月01日