昭和二十四年八月一日  直心会報08 「妙智の鍵」 (37)

〔 質問者 〕浄土宗や禅宗で、五重とか受戒とか申しまして、五日間の説教や、剃髪の式をいたし、その後血脈と称する証書のようなものをいただき、それを大切に保存しておき、その人の死体とともに葬ることがさかんに行なわれておりますが、なにか霊的に意味がございましょうか、御教えお願いいたします。

【 明主様 】 キリスト教で言う「洗礼」で、当教団で言う教修と同じような意味です。五日やるから五重、「おさづけ」をいただくから受戒と言います。血脈というのは、その開祖と繋がったことになります。

「光明分会『会報』八月号、岡田茂吉全集講話篇第三巻」 昭和24年08月01日