昭和二十四年八月一日  直心会報08 「妙智の鍵」 (25)

〔 質問者 〕春夏秋冬は地球の呼吸運動であるとの御教えでございますが、これまでの学問では、地球は自転しながら太陽の周りを公転しているためだと言われておりますが、いかなるものでございましょうか。

 地球の熱は地熱のほうが多く、地球はまわらないで太陽がまわるのです。位の高いのが地球であって、位は太陽、月のほうが下です。雪が積もって、溶けるのは、上からでなく下から溶けるのは、地熱のほうが多いからです。もし太陽のほうが多ければ上から溶けて、高山の雪は溶けなければならないわけです。春夏秋冬の季節は地熱のためです。

「光明分会『会報』八月号、岡田茂吉全集講話篇第三巻」 昭和24年08月01日