〔 質問者 〕ある家の夫人が病気のとき、大きい「なめくじ」が枕許にいました。その夫人が亡くなりましてからお墓へ行きましたら、お墓に、枕許にいたのと同様の「なめくじ」がいました。そしてまた赤飯を焚きまして神様にお供えいたしましたら「なめくじ」が赤飯を埋めてしまいました。少し経ってみましたら一匹もいませんでした。なにか意味がございましょうか。
「なめくじ」と亡くなった婦人と関係があって、この婦人の子供かなにか身内のものの霊が「なめくじ」に憑依したのでしょう。「なめくじ」についた子供が「なめくじ」に関係あり、一度「なめくじ」に生まれたことがあるのです。
「光明分会『会報』八月号、岡田茂吉全集講話篇第三巻」 昭和24年08月01日