昭和二十四年七月三十日 御講話(6)  『光』二十号 「超人的の業」

〔 質問者 〕私は一七歳と二十四、五歳および三十四、五歳のときに三度とも次のような夢をみました。それは、夕立のとき私が雨宿りをしていると、空から黒雲とともに龍が下りて来て、向こう側にいる女の人をつかんで行こうとします。その人が救いを求めるので助けようとすると私もともにつかみあげられるときに目が覚めました。これにはなにか意味があるのでございましょうか。

 霊的意味がある。向こう側にいる女はその人の夫というようなごく親しい人が龍神になって、自分のほうへ連れて行こうとする。それをあなたが助けようとしたのでよけいな邪魔するから一緒に連れて行こうとしたところ、途中で目が醒めたのは御守護でそうされなかったのである。

「『光』二十号、岡田茂吉全集講話篇第三巻」 昭和24年07月30日