昭和二十四年七月十三日 講話(7) 光録13

〔 質問者 〕『信仰雑話』に「生前の想念と行いが人間以下に堕落し畜生同様になると、畜生道へ堕ちる」と拝見いたしますが、蛙や魚、虫類に再生するのはいかなる想念、行為のためでしょうか。

 なるほどね。……つまりこれは想念が相応の理によるんです。蛙なんかにも一つの「蛙の性格」がありますからね。蛙って言ってもこれは蟇のほうですよ。ふつうの蛙じゃないんです。それからなめくじはちょっとないですね。ほかの虫ならありますが。たまには魚なんかになるんです。これは水に対する罪、例えば漁師が魚を獲って得た金で悪いことをしたような場合ですね。

「『御光話録』十三号、岡田茂吉全集講話篇第二巻p~」 昭和24年07月13日