昭和二十四年七月十三日 講話(20) 光録13

〔 質問者 〕五六七会というのとはどういう関係でしょうか。

 観音教団と二つになっているんです。ま、陰陽ですね。
  

〔 質問者 〕五六七教会では大黒様を祀っておりましたが……

 いや、五六七教会だけじゃなく、だれでも大黒様を持ってますよ。
  

〔 質問者 〕どういうわけでしょうか。

 あれはね、私は昔毎月赤字が続いたことがあったんです。そのときある人から大黒様をもらったので、観音様の前に置いたところ、その月から赤字がなくなってしまったんです。で、私はこれは不思議だってわけで、それからだんだん集めるようになって、一頃は五〇くらい集まりましたよ。(笑声)……とにかく大黒様を祀ると金が入ってくるんですよ。
  

〔 質問者 〕最初のはどんな大黒様だったのですか。

 あたりまえの大黒様です。裏に文久何年とか彫ってありました。
  

〔 質問者 〕……というわけで祀るんですか。

 ええ、そうです。
  

〔 質問者 〕それも、やっぱり事実でしょうか。(笑声)

 ええ、事実です。(笑声)
  

〔 質問者 〕信者の方が持って来るのは。

 開眼してもらうためです。
  

〔 質問者 〕信者もそれにあやかるってわけでしょうか。

 そうですね。
  

〔 質問者 〕じゃあ、私も一つ大黒様を……(爆笑)

(以上の録音の一部は七月一七日日夜の「時の動き」の時間に放送された)

「『御光話録』十三号、19491021、19490713、岡田茂吉全集講話篇第二巻p~」 昭和24年07月13日