昭和二十四年七月十三日 講話(18) 光録13

〔 質問者 〕先生の御本によれば、人間が死んでから動物に生まれるとありましたが……

 二種あるんです。動物にも本来の動物と人間が動物に生まれ変わったのと二種あるんです。
  

〔 質問者 〕じゃ、仏教の輪廻というふうに……

 ええ、そうですね。
  

〔 質問者 〕そういう点も現代人には理解されないんですが……

 理解されないように教育されてきたんですからね。いままでの教育は唯物教育であり、ユダヤ教育だったんです。ユダヤ人っていうのは頭がいいですからね。しかし、唯物的な面もいままでは必要だったんですね、物質文化を発展させるために。
  

〔 質問者 〕実は先ほどお伺いを出したんですが、下山氏の死が自殺か他殺かについて……

 あれは私の範囲ではないから。……国家的に大きいことなら神様から知らされますがね、あんなのは小さいことだから神様には聞きませんよ。また、小さいことは知ろうともしません。
  

〔 質問者 〕予言めいたことを感じられたでしょうか。いままでも、東京が焼けるから熱海に移られたということがあったそうですが……

 ええ、感じたことがありますよ。天皇がいまのようになることなんか二〇年も前から知ってました。しかし、あのころそんなことを口にしようもんなら、それこそたいへんだったから黙ってたんです。
  

〔 質問者 〕御本によれば観音様が先生のお体に在るとか……

 いや、観音様じゃなくて、光の玉が私の腹にあって、観音様から霊線によって光が来るんです。
  

〔 質問者 〕では、受信機のような (笑声)……

 ええ、受信機です。ラジオの機械です。

「『御光話録』十三号、岡田茂吉全集講話篇第二巻p~」 昭和24年07月13日