昭和二十四年七月三日 講話(5) 光録13

〔 質問者 〕優曇華の花が咲くと凶事があると申しますが、これは事実でしょうか。

 実際ありますね、これは。日本の優曇華……この優曇華ってのは本当はインドの大きな花のことなんですがね……
日本では虫の卵のことを言うんです。電灯の笠なんかに白い花のようにつくあれですね。まったく、これが咲くと悪いことがありますよ。これは霊界の曇りが一カ所に集まって物質化するんですね。だからそれで曇りがとれるんですよ。
  

〔 質問者 〕いいことの兆だとも申しますが……

 いや、悪いことですね。よく昔は敵討ちのとき咲くといいって言いますが、しかし、敵討ちってのは人殺しですからね。殺されるのにいいのかもしれませんね。(笑声) 信仰に入るととれますよ。私も以前あれが咲いたことがありましたがね。
  

〔 質問者 〕実は、最近私の所で咲きましたので……

 あんたの所で。……ま、大丈夫ですよ。

「『御光話録』十三号、岡田茂吉全集講話篇第二巻p」 昭和24年07月03日