〔 質問者 〕浄霊が比較的忙しくない場合は、一時的に他の職業と兼ねてもよいのでしょうか。
【 明主様 】 これは臨機応変であるが、本当は他の職を求めるのはよくない。神様のほうにもいろんな事情があって遅速があるのである。
私は最初のころよく「散花結実」という言葉を用いたがそういう場合もある。これは花が散って実が実るということで、多くの場合一時さかんになるが花が散る時が来ると暇になるのであるが、実ができるのは時間がかかる。人間は焦りたがるが、閑なのは一時的現象で決して長く続くものではない。なにごとも始めからパッとするのはいけない。実が実るように始めは小さく徐々に大きくなるのが本当である。
また発展をしない理由は、なにか神様のお気に入らぬことがあるわけもあるから、よくその心と行いを考えてみるべきである。
「『地上天国』五号、岡田茂吉全集講話篇第三巻p」 昭和24年06月25日