昭和二十四年六月二十三日 講話(7) 光録12

〔 質問者 〕癲癇について、
(一)周期的に発作の起る理由、
(二)喜怒の情に関係して起る原因、
(三)それが治ったときには憑依している死霊も救われておりましょうか。

 周期的にくるのは死霊が憑依するためです。だから憑依がずっと続けば精神病になるわけです。周期的にくるのは、例えば夜中に死んだ霊が憑依すると、夜中に発作を起すんです。その時間になると霊が思い出して人間に憑依するんですね。そして死霊が頭の脳天にくると癲癇になるんですが、脳天には永くおられないんで、また下へさがるんです。以前、東京の人で、いつも夜発作を起すんですが起すと目の前が火事で、その焔が燃えてくるのが見えるという人がいましたが、これは火事で焼け死んだ人が憑いてるんですね。

 それから、人間が激情すると脳細胞が薄くなるんです。薄くなるから脳天に霊がくる、従って発作を起すんです。女の人のヒステリーなんかもそうで、「カーッ」となると、脳天の霊細胞が薄くなるから、狐がここへきていろんな狂態を演じるんです。

 それから死霊は勿論救われますよ。祝詞を上げてやるといいですね。また、死んだ日なんかにも霊はよくくるもんですよ。

「『御光話録』十二号、岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和24年06月23日