昭和二十四年六月十五日 神光会報02 「神秘の扉」(9)

〔 質問者 〕丹波地方のある一部にては、死者を埋葬した場所には墓を建てないで、墓はお寺の境内へ建てておりますが、いかがでございましょうか。またお墓はどこへ建ててもよろしゅうございましょうか。

 お墓は死者を埋葬した場所へ建てるべきである。また埋葬するにも決まった場所へ葬るべきで、土地にも田畑として耕作すべき所、植林して木材を作る所、墓地として死者を葬る所というように、その土地土地によってそれぞれ使命があるから、それに従って用うべきである。

「神光分会『会報』二号、岡田茂吉全集講話篇第三巻」 昭和24年06月15日