昭和二十四年六月十日 実生News 六月 (3)

〔 質問者 〕戦死した者の霊はお祭りしないと帰れないものでしょうか。例えばアッツ島に玉砕した霊はまだその地にいるということですが、勿論各家庭でお祀りしていると思いますが、いかなることになるのでございましょうか。

 無論祀らねばならぬ。現界的に言えば位牌は宿で、帰還した兵が家がなければ困ると同様である。お祀りする想念が霊層界へ行き、霊層界からアッツ島へ霊線が繋がって早く救われるのである。

「実生分会『実生分会ニュース』六月号、岡田茂吉全集講話篇第三巻p148」 昭和24年06月10日