〔 質問者 〕『光』新聞の記事に、大先生様が日常按摩をおさせになられる由拝見いたしましたが、按摩の効用および御浄霊との併用について御教示をお願い申し上げます。勿論、教導師が患部に体を用いず、浄霊のみによるべきことは承知いたしおりますが、患部以外の箇所をするときや、あるいは疲労した程度の人々をいたします場合、つい浄化療法時代の魅力が捨てきれず体を併用している者もたくさんありますゆえ、失礼とは存じながらお伺い申し上げます。
【 明主様 】こりゃあ、違いますよ。浄霊には絶対体を使っちゃいけない。それじゃぜんぜん宗教じゃない、民間療法になってしまう。たいへんな間違いですよ。按摩のほうは気持ちがよかったらしていいですよ。私は気持ちがいいから、それでやらせるんです。凝ったときにはいい気持ちですよ。で、そのあとで浄霊してもらえばいい。それからまた、私を浄霊してくれる人はないですしね。(笑声)……
それに私は字を書くでしょ。だから凝るんですよ。御守りの「光」は一〇分間に一〇〇枚書きますからね。一時間に五〇〇枚は楽ですよ。ふつうの書体は三〇分で一〇〇枚ね。で、私も薬毒がずいぶん入ってますからね、だから凝るんですよ。このごろはとても減ったけれどまだ残ってるんです。
「『御光話録』十二号、岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和24年06月03日