昭和二十四年五月三十日 講話(6) 光録08

〔 質問者 〕私宅では去年と今年と二回子供が生まれましたが、二回とも生後すぐ死亡いたしました(いずれも三日目)。これはなにか因縁がありましょうか。

 ありますね。こういう死に方をするべきはずのものではないですからね。こんなのは霊が障ってるわけですね。つまり怨みの霊ですね。そういうことと、もう一つは主人公が罪を犯しているかですね。これは『信仰雑話』の中に「夫婦の道」って書きましたね、ああいうことか、あるいはなにか子供を授れない因縁にあるかですね。また、こういうことも考えに入れておいていいですね。なんでもかんでも子供があれば仕合せになるとは限らないですからね。かえって子供の不幸になることもあります。例えば、片輪の子だとか、大きくなって放蕩して家の財産を潰すとかね。だから、子供ってのはちゃんと育って親の仕合せを助けるのでなければ本当の子宝とは言えませんね。勿論そんな不仕合せは子供が親の罪を浄化するわけですからね。信仰に入ってたくさんの人を助ければ、その徳によって罪も減り怨みも減りますからね。立派な子供ができますよ。信仰に入ってからの子供って立派ですね。しかし、あんまり薬を服んだ人の子供は毒が多いですがね。

「『御光話録』八号、岡田茂吉全集講話篇第二巻p~」 昭和24年05月30日