昭和二十四年五月三十日 講話(36) 光録08

〔 質問者 〕二一歳の男子、痔瘻になり御浄霊しておりますが、体が衰弱して次々に霊が憑依し、最近二週間は現幽の間を彷っているかの感がありますが、なにとぞ御守護をお願い申し上げます。

 痔瘻が間接には影響してるかもしれませんね。出血しますか。
   

〔 質問者 〕はい、出ております。医師の診断では肺結核とのことでした。

 ええ、医学では痔瘻と結核は兄弟ですからね。食欲は。
   

〔 質問者 〕割合にございます。

 ある。で、痛む。
   

〔 質問者 〕痔瘻は痛みませんが、腰のほうが……

 いや、痔瘻の痛みったらたいへんなもんですがね。
   

〔 質問者 〕以前には血痰がそうとう出ましたが……
 

血痰ね、ええ。で、薬はそうとう入ってるんですか。
   

〔 質問者 〕はい、以前肋膜でそうとう服んでおります。

 ああ結局ね、だいたい、後頭部と背中ですね。肛門から出る血は後頭部のことが多いんです。そして衰弱したんで霊が憑るんですからね、やはり血が殖えなくちゃならない。とともに、出るだけの膿は出なければいけないんですからね。これはいつごろから。
   

〔 質問者 〕昨年の六月からで、痔瘻がひどくなったのは一一月からでございます。

 ええ、結構な痔瘻なんですがね。そして熱は。
   

〔 質問者 〕いつも八度くらいでございます。

 八度ね。で、あんた教修はいつ受けたの。
   

〔 質問者 〕昭和二一年でございます。

 よほど霊力が強くないと毒が早く溶けませんからね。そして御浄霊は奥を狙うんですね。表をするときは裏を、裏をするときは表を狙うんです。そうすると溶け方も早いですよ。そしてこれは衰弱をひどくしないようにしてやるんですね。

「『御光話録』八号、岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和24年05月30日