昭和二十四年五月三十日 講話(28) 光録08

〔 質問者 〕人間の想念が天候に異変を起すとのお言葉でございますが、二百十日や二百二十日は厄日とされ、毎年特にその時期に暴風雨があるのはなぜでしょうか。

 こういう天候の異変は、結局それが必要なんですね。二百十日、二百二十日ごろに起きると、ある程度稲を倒す被害があるにはあるが、その反面、根を固めるっていう力はたいしたもんですからね。木でもそうですよ、ゆすぶられると倒れないように根を張って、木に力が出てくるんですよ。そうでないと木は倒れやすくなってしまいます。だから強い風が吹くと根が張っていいんです。風で倒れるようなのは肥料をやってるからです。無肥料にすれば倒れることなんてありませんよ。

「『御光話録』八号、岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和24年05月30日