昭和二十四年五月二十三日 講話(18) 光録10

〔 質問者 〕三三歳の女性、二年前に腎臓を悪くし以前二回流産したことがございますが、全身がむくみ倦怠感があり、腰が痛んだり張ったりいたします。二月御浄霊いたしましたところたいへん好調でしたが、またむくみ始め腰痛が起りました。御浄霊により治りましょうか。

 こんなのはなんでもない、きっと治りますよ。これは腎臓が悪いんだから自分でも腎臓をやるといいんです。後ろに手をまわしてね。腎臓が圧迫されて萎縮してて小便の出が悪いんだから腎臓だけすればいい。こんなのは一番治りがいいんですよ。
  

〔 質問者 〕自分で腎臓をいたします場合、手をつけてもよろしいでしょうか。

 いや、離してやればいいですよ。こうやってね(お手を後ろにおまわしになられる)。私なんか始終やってますよ。もし触る場合にはこうすればいいですよ(人差し指と薬指を台にして中指の先で御浄霊する方法をお示しくださる)。
  

〔 質問者 〕その場合、御光りは指先から出るのでしょうか、あるいは指紋の辺りでしょうか。

 指紋の辺りですね、こうやってね(再びお示しになられる)。
  

〔 質問者 〕眼の場合にもそれでよろしいでしょうか。
 いや眼はできないですね。眼は頭ですよ。眼の病気のとき、眼だけやったんでは駄目ですよ、頭をよくやらなければ、いま言った方法はおできだとか、一カ所が特に痛むとかいう場合ですよ。……この腎臓の人は食物はふつうに摂っているんですか。
  

〔 質問者 〕はい、ふつうの食事をいたしております。

 結構ですね。よく、腎臓の人は塩気の物を食べちゃいかんとか言いますが、あんなことは決してありませんからね。で、苦しくない限り働くだけ働いたがいいですよ。そのほうが早く治ります。

「『御光話録』十号、岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和24年05月23日