昭和二十四年五月二十三日 講話(1) 光録10

〔 質問者 〕刺青を好む人がありますが、これは霊的に意味がありましょうか。また、刺青をするのは神への冒涜と存じますがいかがでございましょうか。

 無論、冒涜になりますね。霊的な意味はありませんよ。こんなことをするのは未だ野蛮性が残っているんですね。北海道のアイヌだとか台湾の生蕃だとかは顔へ刺青してますが、あれはいっそう野蛮ですよ。……お灸だって神に対する冒涜ですよ、きれいな皮膚に火傷の跡をつけるんですからね、はなはだしい冒涜ですよ。

「『御光話録』十号、岡田茂吉全集講話篇第二巻p241」 昭和24年05月23日