昭和二十四年四月二十三日 御垂示(14) 光録06

〔 質問者 〕仏教では七月十日にお寺詣りをすると、七万六千日分のお詣りをしたことになると申しますが、これはどんな因縁がございましょうか。

【 明主様 】これは少し馬鹿馬鹿しいことですね。一年が三百六十日、十年が三千六百日、百年が三万六千日、すると、七月十日に一回お詣りすれば一生お詣りしなくていいことになります。こんな馬鹿げたことはありませんよ。やはり毎日とか毎年とかお詣りするから本当なんです。浅草の観音様に一日お詣りしたから、今度浅草へ行ってそばを通っても、もうお詣りしないってのは変ですよ。第一、お寺がもたないじゃないですか、お賽銭がなくて。(笑声)

「『御光話録』六号、岡田茂吉全集講話篇第二巻p108~109」 昭和24年04月23日