〔 質問者 〕昭和二二年より光明一家になりました。ただし九二歳の祖母さんだけは御守りをいただいておりません。この祖母さんは二〇年前より聾と盲です。二月六日一三歳の曾孫がお詣りに伺いました。その夜、夢で観音様にお諭しをいただき、そのときから祖母さんの左乳の下部に黒痣ができました。いかなるわけでしょう。
近親者の霊が浄まれば祖母さんも良くなる。一家の者はみんな霊線で繋がっているので、祖母さんが御守りをいただかなくともある程度の御霊徳はある。この理によって、一家のうち一人が浄まると、霊線を通じて順次他の者も浄まるのである。黒痣は心臓付近にあった毒血が、浄化によって皮膚面へ出たので本当の痣ではない。
「『光』四号、岡田茂吉全集講話篇第三巻」 昭和24年04月08日