昭和二十四年四月八日 御講話(2)  光四号 「妙智の業」

〔 質問者 〕本年三七歳の女、十四、五年前夫に先立たれ、ある家へ後妻として嫁ぎました。それより頭がたいへん重く時折気持ちが変になります。そうして「お山へ帰る」などと申し、浄霊するや頭と胃部が痛み、呼吸が止まりそうに苦しみます。先妻の怨みや狐霊のイタズラ、夫の死霊ではないかと思います。浄霊方法をお教えください。

 これは夫の霊に狐霊が憑き、二重の憑依と思う。これは善言讃詞をせいぜい聞かせ、御讃歌や『信仰雑話』を読んでやるといい。そうすれば霊はだんだん改心して離れることになる。

「『光』四号、岡田茂吉全集講話篇第三巻」 昭和24年04月08日