昭和二十四年四月八日 御講話(12)  光四号 「妙智の業」

〔 質問者 〕眼疾にて医師より白底翳と診断され、通院しているうちに体質からきていると言われ、梅毒の原因ではないかと六〇六号を七本注射しましたが、その結果右眼を失い、一週間後左眼も見えなくなりました。一年二カ月浄霊を受けておりますがあまり変化もありません。治るでしょうか。

 底翳など眼を多く使う人に多い。眼を多く使うと溶解した頭の毒が集溜してくるからである。

 底翳は眼球の裏で、白底翳は白い膿、青底翳は青い膿、黒底翳は毒血で、いちばん黒底翳が悪性である。浄霊は前頭部と眼球を主とし、次は延髄付近、次は肩、腎臓部の順である。

 いままであまり効果がなかったのは眼薬のために固まったためと、浄霊が急所を外れたこと、浄霊者の霊力が弱いことなどである、気長に浄霊をすれば治る。

「『光』四号、昭和二十四年四月八日、19490408、岡田茂吉全集講話篇第三巻」 昭和24年04月08日