昭和二十四年三月二十三日 御講話(5) 光録05

〔 質問者 〕三〇歳の復員軍人、三年前肋膜になり一時治りましたが再発、第二肋骨のカリエスだと医師は申します。御浄霊を続けましたところ、咽喉部が腫れて白い小骨らしきものが膿に混って出てきました。このまま御浄霊を続けてよろしいでしょうか。また膿は小量でしたが、骨が腐って出ることはございましょうか。

 医学では骨が腐ると言いますがね、骨ってものは決して腐るもんじゃないんです。あれはね、骨の内側に膿があるとそれが外へ出るときに骨に添ってまわって出ればいいんですが……ちょっとここは神様気がきかなかったんですが……骨に細い針のような孔をたくさんあけて、その孔を通って膿が出るんです。歯の痛いのもね、孔があくときのその痛みなんです。だから骨の外へ出て、腫れ上がってしまうと痛みがずっと楽になるでしょう。で、この骨の孔は膿が外へ出てしまえばすぐに元通りくっつきますから、心配しないでいいんです。もし骨が腐るもんなら骸骨なんてありゃしないですよ。(笑声) 骸骨なんか何百年、何千年と経ってるんですからね。……この骨みたいなものはね、膿の塊りですよ。しかし骨が出ないとは限りません。肋骨カリエスなんかになると手術して金属を補助に入れますが、骨ってものはほおっておくとすぐにくっつくものらしいです。非常に早くつくようですね。

「『御光話録』五号、岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和24年03月23日