昭和二十四年一月二十八日 御講話(3) 光録03

 〔 質問者 〕男(一五、二五、四二、六一) 女(一九、三三、三九)を厄年と申しますがいかがでしょうか。

 意味はありませんね。まあ男の四二は「シニ」で嫌うんでしょう。また女の三三は「サンザン」で悪い意味に解したんでしょう。別に深い意味はないのです。まして信仰に入っていればよけい差し支えないのです。第一、十二支というものは支那のものでぜんぜん無意味ではないがたいした意味もないんです。私はこんなことはぜんぜん問題にしないんですよ。
 

〔 質問者 〕年上の女との結婚はいかがでしょうか。

 女のほうが年上なのは本当は感心しないのですが、これも絶対にとは言えません。問題は両方が愛し得るか否かです。
 

〔 質問者 〕結婚は神様が定めてくださると信じ、すべてお任せしていればよろしいでしょうか。

 すべて任せっきりでは駄目ですよ。やはりするだけのことはしなければ。よく言うように「人事を尽して、天命を待つ」べきです。だから積極的に恋愛してもいいですよ。もっともあまり積極的すぎても困りますがね。(笑声)

「『御光話録』三号、岡田茂吉全集講話篇第二巻p~」 昭和24年01月28日