昭和二十四年一月上旬 直心会報02 「信仰余話」(9)

〔 質問者 〕除夜の鐘と一〇八鐘をつく意味について御教え願います。

 仏教では人間の煩悩は百八あるとされている。その百八の煩悩を鐘をつくことによって抹殺するというわけである。

 珠数などもそれを現わしている。百八ということは神道でもよく用いられる。

「直心分会『会報』二号、昭和二十四年一月上旬、19490100、岡田茂吉全集講話篇第三巻p」