昭和二十三年七月八日 御講話(1) 光録(補)

〔 質問者 〕数には神秘が隠されていると伺っておりますが例えば一、二……十、十一、十八、二十三、百、千などの数字にはいかなる意味があるのでしょうか。

 一は始めることであり二は分かれることです。十は結ぶすなわち完成です。十一は結んだのが始まる、統一です。十八は結んで開く、観音様が十八なのは縦横結んで開くことです。二十三は応身の働きです。なぜなら応身の応は二十〔王〕と書くでしょう、三は身です。百は十の十倍で「モモ」でいい意味です。また百は一尋ですが、これはまた後で話そう。千は「チ」……霊です。名前でも千代なんてのはよくない。千代は霊になり女としては孤独性になるのです。百や千については後でまた話しましょう。

「『御光話録』(補)(年代不詳1951頃)、岡田茂吉全集講話篇第一巻p」 昭和23年07月08日