昭和二十三年四月八日 御講話(1) 光録(補)

 〔 質問者 〕講習を受けた娘さんですが結婚生活二ヵ月ののち離縁いたしました。ところが婚約のとき先方から刀を贈られましたので、今度返したのですが、どうしても受けとらないので、その刀の始末がつかねば次の結婚に差し障るとて母親が心配しております。その刀はいかが処分したらよろしいでしょうか。

【 明主様 】それは後であんただけに教えて上げましょう。

 大黒様はいくつあってもよい。以前私の所には五〇体くらいあった。別に欲張ったわけではないですが、のちに人に分けてあげました。大黒様は大きいほうがよい。小さいのが数あるより大きいの一つのほうがよい。

 〔 質問者 〕大黒様のお祀りの仕方は……

【 明主様 】観音様の前に置いておけば別にお祀りはしなくてもよろしい。観音様のお祀りのときに一緒にやればよい。

「『御光話録』(補)(年代不詳1951頃)、岡田茂吉全集講話篇第一巻p384~」 昭和23年04月08日