昭和二十三年二月十八日御講話(1) 光録(補)

 (立春の日の御歌)
立つ春の今年今日の日何かしら行事明るき心地こそすれ
年毎に祝ふ春立つ此のよき日ことに祀らむ神の御前に
今日はしも今年春立つよき日なり吾業開<わざひら>くる始とぞ思ふ

【 明主様 】これからは朝の礼拝は天津祝詞、夕方は善言讃詞を上げる。神は昼、仏は夜だから。昔から天子様のおられる所を朝廷という。これは政治のための会議を朝やったからです。いまの政治は朝廷ではなく晩廷ですね。

 仏壇には祝詞はいらない。「幽世大御神<かくりよのおほみかみ>守り給へ幸倍賜へ」と「惟神霊幸倍坐せ」 の二ヵ所だけでよい。特別のお祀りには両方上げたらよい。

「『御光話録』(補)(年代不詳1951頃)、岡田茂吉全集講話篇第一巻p366~p」 昭和23年02月18日