本日、明主様が水晶殿に御入りになられますにつきまして、仰せられました「御言葉」を御取次させて戴きます。
「水晶殿は地上天国の一部の雛形として、神様が御造りになるようさせられたものであって、これを神様はメシヤ教に造らせるようになされたものである。又、今後教団の組織にも多少の変革があるものと思う。」
との御言葉でございました。
尚、これにつきまして一言付加えさせて戴きとうございますが、明主様には、
「この水晶殿は決して独占的のものではないので、一人でも多くの人々に天与の景勝地を楽しんでもらいたい」
と仰せられてますので、教団としては、この御趣旨を体し、皆様に御助力願いたいと思います。もっとも、御覧のとおり未完成でありまして、今しばらく、完成に日時を要する次第でありますので、その上で一般の方々に御覧戴く事になると思います。
又教団の組織の事につきましては、明主様には、段階-階級を設けられるような御模様でございました。その標準としましては、一つには、最も御浄霊の優れた人、又、信者を沢山お導きになられた方、又、神様に対して非常に御奉仕の強い方、こういった点を考えまして教団で決めるように、という意味の御言葉を仰言っておられました。
私から御取次させて戴きます事は以上でございます。
「栄光289号」 昭和30年01月01日