お導きにも女性本来の創造力を発揮して

 教団は大きな一家であり、国家はさらにまた大きな一家であります。また、世界は人類の家なのですから、大中小はみな同<おな>じで、世界が一家となって、神様に心がそろったとき、これがミロクの世なのであります。早くそうなるように、こちらが仕向<しむ>けてあげねばなりません。

 各家々<かくいえいえ>でも、家人の心を和合させるということは、主婦<しゆふ>の一番の責任だと思います。そこで、婦人の力が大いに期待<きたい>されます。婦人には家風<かふう>を作るとか、和を作っていくという創造力<そうぞうりよく>を、惟神<かんながら>に神様から授けられております。婦人がほんとうに強い信仰を持ち、そのうえ愛情<あいじよう>と忍耐<にんたい>を持っていれば、それこそ鬼<おに>に金棒<かなぼう>でありまして、一家全員を信仰に導くくらいのことは、やればやれるのですから、全員を強い信仰に導いていただきたいとお願 いいたします。