御教書<みおしえ>の拝読にいたしましても、それに依存<いぞん>するというのではなくて、正しく理解し、消化して、そこから自在<じざい>の働きを生み出していくように、ならなければいけないと思います。これを鵜呑<うの>みにすることは、初心者にはいいのですが、教帥となりますと立場が違ってくるわけです。この使いわけをしてほしいと思うのです。
御教えには初心者のためのごく末端的<まったんてき>なものと、教師に対する大乗のものとがふくまれておりますから、よく、これを活用させていただくということにしていただきたいと思います。