真心をささげる

 神様へのご献金<けんきん>は、真心をささげるものですから、いくらいくらと額<がく>を決めることは無理<むり>な話で、一応<いちおう>これこれの費用がかかるからという、大体の目安<めやす>はありましょうが、どこも同じということは無理なことであります。また、だれそれさんがいくらしたから、自分も同じくらいでないとまずいということでは、世間にするのか、神様に差しあげるのかわかりません。

 神様のご献金は、町内の義理<ぎり>やつきあいとは違います。富者<ふじや>は万燈<まんどう>をささげ、貧者<ひんじや>は一燈<いつとう>をささげればよいので、要は真心の問題です。自分の力のおよぶかぎりの最善をつくすのが誠であります。たくさんある人が、無い人と同じでは誠とはいえませんし、無い人がある人の真似<まね>をするのも無理な話です。

 できるだけのことを、惜<お>しみなく喜んでさしていただく、ご恩返<おんがえ>しするのはこのときである、というお気持でご献金をしていただきたいと思います。