「霊界の構成の第一天国は、お書きの時は出来ていなかったので御座居ましょうか」
そうです。
「その時の国常立尊(くにたちとこのみこと)のお働きについてお伺い申し上げます」
審判の働きなんです。完成すれば、国常立尊は働きが違っちゃう。完成の働きは五六七(みろく)と言うのですね。
「霊的考察の中に盤古神皇の系統とあるのは、日の系統で御座居ましょうか」
日の傍系ですね。
「国常立尊と伊都能売(いづのめ)の神との御関係についてお伺い申し上げます」
つまり、国常立尊の子孫という訳ですね。そうして位から言うと、伊都能売の神が上なんです。(親と子の例をおあげになられ)そうして自分が監督するんです。国常立尊の息子だからね。大本教の教祖様は国常立尊が憑られたんですね。
時代はあるんです。国常立尊と言う神様は造物主なんだからね。その時は大国常立尊と言い、森羅万象を造られた。その次に人間となって、それが単に国常立尊と言う。その時に素蓋嗚尊(すさのおのみこと)がーーそう言う神様が生まれた。しかし、そう言う神様は、伊邪諾尊(いざなぎのみこと)、伊邪冊尊(いざなみのみこと)からで、伊邪諾尊、伊邪冊尊は国常立尊の子孫です。天照天皇と言うのは全然隠されているんですね。
「御垂示録第6号」 昭和26年5月1日