祈りと誠でぶつかる

 人生には右するか左するか、ときには迷うこともできてきますが、そのようなときはお願いしてお祈りすれば、そこにパッと閃めくものがあり、それを実行すれば、かならず正しき道をえられるというものです。こういう場合にはこうすればよいと、あらかじめ予想してまいりましても、実際の場合あてはまらない場合が多く、ぶつかってみてはじめて悟れることです。ことの大小にかかわらず真理はひとつですから、祈りと誠をもってぶつかっていく以外にはありません。そしてひとつひとつと体験しながら悟っていけばよろしいので、そのつど信仰も固まっていくものです。