世界救世教とは読んで字のごとく、世の救いをなさる神様の、御用をする教団なのでありまして、自分だけとか、この宗教に携<たずさ>わる者だけが幸福になればいい、というような信仰ではありません。この世を救う神様の手足となって働き、愛と善とによって正しき信仰者をたくさん作り出して、無神無霊魂の世の中を、替<か>えていかなければならないのです。
現在の無神無霊魂の世界というのは、人間の智慧<ちえ>と科学を使って、進んでいるのでありますから、どうしても神様と離れ、科学は平和のためにのみ使われないのです。ですから、科学がいまの具合<ぐあい>で進みますと、それは大いに人間の福祉<ふくし>のために研究し、貢献<こうけん>しますが、それと同時にその裏側では、残酷<ざんこく>な人殺しの兵器にもつながっているわけで、もしそんなことにでもなれば、世界はいまに、とも倒<だお>れになってしまうので、それを世界の良心に訴<うった>えて食止<くいと>め、悔<く>い改<あらた>めさせて、平和な、安心な神心に通う世界に、導くためにある団体なのであります。「一人が一人を」という信条もそこに意義があり、神様は非常に急<いそ>がれているのです。
この意味から資格の有無にかかわらず、みなさまは大切な神様の柱であり、教団の母胎<ぼたい>なのでありますから、大いに自重<じちょう>していただきたいと思います。