御用とあらばどこへでも

 お浄<きよ>めの使命をいただいている私どもは、ときには嫌<いや>でも汚<きた>ないところへ飛び込んで、汚ない人と接触<せつしよく>しますが、そんなことをしたら、汚ないものの影響<えいきよう>を受けないかという心配もあるかもしれませんが、それは絶対にないのです。すべて神様第一、人のため、世のため、御用第一と思うその真心は、それ自体が美しいものでして、けっして汚<けが>れるものではありません。
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 浄霊のお力というものは、すべてのものを浄めて、なんら曇<くも>るところのないものですから、私どもは、このお力をいただいて働くかぎり、どんな所へ行っても大丈夫です。人間は、人のために働けば働くほど、自分の身魂<みたま>に光が増<ま>してくるように、神様から造られているのであります。