青年に望む

まず第一は”和”

 ひとつふたつ心に浮かんだことを、青年訓として申しあげたいと思います。まず第一は〝和〃であります。〝和〃をもって第一としてもらいたいと思います。それから教団の統一を乱さぬことであります。  青年は青年らしくあることです。 …

人類愛に立脚した正しい愛国心を

 世界各国を見渡しますと、大国も小国も自国を愛するという気持はまことに強いようです。自由主義、共産主義などいろいろ違いがありましても、みなおしなべて強い愛国心を土台にしております。ところが、日本の場合はどうでしょう。現状 …

大自然の道に逆らわないこと

 神様のため、世のため役に立つには、まず身体が資本でありますから、身体に故障の起こらないよう、日常から理に叶った健康な暮らしをすることです。若さにまかせて暴飲暴食をしたりしていますと、それが悪い習慣になり終生治らなくなり …

大きくつかみ、細かく動く

 気宇はつとめて大きく持つことです。「青年よ大志を抱け」とクラーク博士が申しましたように、どうしても志を大きく持たないといけません。  信仰の純粋なのは結構でありますが、あまり小さい誠で固まっていますと、大きな世の中の動 …

大きな視野と幅の広い人間に

 わが救世の道は、この道を広げるだけでなく、世界の平和を推進するものであればなんであれ、同じ目的を持つ同志としてつき合ってもいこう、援助も惜しまないという考えであります。そのような考えですと不思議なもので、相手もわが道を …

若きの利点を発揮して外部との接触

 これから大きく伸びようとされますみなさまに望みますことは、つとめて本教以外のよい集会にも接触を持っていただきたいということです。なぜなら、外を見ることは本教のなかを発展、充実させるのに非常に役立つからであります。  若 …

人を侮らず謙虚に実行

 若い人は頭の回転が非常に速く、いい点をもっておりますが、反面ちょっと生意気なところがありまして、〃自分は非常に頭がいい、人が馬鹿に見えてしようがない〃という人もあるだろうと思います。しかし、それは危険でありまして、自分 …

置かれた時所位で最善の努力

 勤労の意味を拡大解釈いたしますと、人間は全部が勤労の義務を持っている、と申しても間違いはないと思います。人間は何かの役に立つべきものであり、必ず仕事を持つことが原則だと思います。  神様は生成化育の神業を瞬時といえども …