景仰

ご出発の朝まで浄霊

 昭和二十年五月五日、明主様が熱海から箱根(神山荘)へお移りになる時のことでした。  当時、私は腰が抜けて立てないような浄化をいただき、熱海の明主様のお屋敷(東山荘)に泊めていただいて、毎日明主様のご浄霊をいただいており …

私より上手に浄霊する人はない

 あるお側の奉仕者は、結核の再浄化(その人は結核で入信した)が始まって、血痰が出るようになり、こういう浄化の状態で御用をすることは、ご迷惑になるから帰ろうと思って、ある日、明主様にご浄霊をいただいた時申し上げたわけです。 …

もったいなさに土下座してしまう

 碧雲荘にお住いになっておられて、清水町の仮本部で御面会があった昭和二十四年ころのことであります。  明主様は、いつも御面会に清水町へお出ましになり、御面会が終わりますと、そのあと特別に個人的にご浄霊をお願いされた方など …

浄霊で血液がドンドンふえる

 ある時、碧雲荘の階段の所で、ある奉仕者が貧血で倒れてしまいました。  明主様はその報告を受けてとんで来られ、抱きかかえるようにして浄霊をして下さったそうです。その人が気づいて拝見しますと、明主様が上からのしかかるように …

肌ぬぎになられてご浄霊を

 入信してまもなくのこと、私の子供が疫痢のような浄化をいただいたことがあります。あまりに激しい浄化なので、私はぴっくりして、早速明主様のところ(宝山荘)へ連れていきました。  明主様はすぐ、『これはひどい。もう少しおそか …

木から落ちて助かった私

 清水町が御面会所であった時のことですから、昭和二十四年ごろと思います。  ある日、明主様のお指図によって、私は庭の木を伐っておりました。  明主様は二階のお部屋から、『もっと上の枝へ登れ。右の枝を伐れ』などとおっしゃり …

浄霊はお願いするもの

 当時(昭和十七・八年)の私の身体は、御面会のたびに明主様のご浄霊をいただかないと、苦しくてしようがなかったわけですが、お忙しくて申しわけないとご遠慮しているんです。そのうちに我慢しきれなくてお願いするのです。  すると …

偉い人よりありがたい人

 昭和二十年、終戦の年に私の腰が抜けた時、妹の霊が出まして、明主様にご浄霊をいただかないと助からないし、明主様に助けていただいて、御用をしなければならない体であるから、どうしてもご浄霊をお願いしろ、というわけなのです。そ …

公私を混同することなし

 私が結核で、神山荘に泊めていただいて、明主様のご浄霊をいただいていた時のことです。  ご浄霊を受ける人は、毎日家族でも奉仕者でも、朝ごはん前にお願いしなければならないのですが──。  浄霊の際、私がおそくなって、みんな …

『這ってでも来なさい』

 “あの人はどうでしょうか”と、すると明主様は、『あれはほんとうはだめだ。しかし、神様の口元の御用をしているから死なせられない。あれが死ぬと私は困る』とおっしゃったそうですが、その当時、お米の御用をわずかにさせていただい …