講話

教集23 昭和二十八年六月十七日(1)

 ここの地上天国ができあがったについて、その深い意味をお話する前に、そのことを書いたので読ませます。 (御論文「神仙郷地上天国の大いなる意義」朗読)〔「著述篇」第一一巻五三九―五四二頁〕                  …

教集23 昭和二十八年六月十七日(2)

 それで力ですが、その力というのは神力、神の力です。この神力というものは、いままで出なかったのです。いままでの宗教でも、いっさいは月の力ですから仏力です。仏力というのは、つまり月の光ですからして、非常に弱いのです。それで …

教集23 昭和二十八年六月十七日(3)

 そんなわけで、最近の新宗教でも美術館を非常に造りたがっていますが、金がいることと、鑑識がきかなければならないので、なかなか難しいのです。天理教でも造ろうとしてポツボツ品物を買っているそうです。私のほうはずいぶんと厳選を …

教集23 昭和二十八年六月十七日(4)

 それから話は違いますが、肺病に対する治し方について、これは私は前からそう思っていたのですが、やっぱり時期の関係で充分徹底して話ができなかったのですが、今度神様のほうでそのことを催促と言いますか、そういうことが分かったの …

教集23 昭和二十八年六月二十五日(1)

 いつも奇蹟はありますが、最近のお蔭話の中に「奇蹟中の奇蹟」というのがありました。それは、六つになる子供ですが、ふつう医学上では、小便が出ないのは八時間以上は危険だとなっているのですが、六日間出なかったのです。それで命は …

教集23 昭和二十八年六月二十五日(2)

 それから私は前から言おうと思ってはいましたが、これで気がついたので言います。重病の場合でもう治る見込みがないというときに「どんなになっても、まだそんな失望するにあたらないから、しっかりしていろ」と言って慰めますが、これ …

教集23 昭和二十八年六月二十六日(1)

 それからこの前のときに「結核は浄霊するだけは毒が減ってゆくから、病気が治りつつあるのに悪化する」ということについて話しましたが、それは衰弱のためです。ということは食欲が減るためです。再浄化のときにはよくあります。再浄化 …

教集23 昭和二十八年六月二十六日(2)

 それからこの前も話したが結核の場合、病気は治ってゆくが、食欲がないと、どうしても物を食べないから衰弱し、衰弱によって倒れるのです。しかも浄化は、熱が出ますから熱というのは体力を消耗します。熱が出れば痰が出るから睡眠もよ …

教集23 昭和二十八年六月二十七日(1)

 今度すばらしい奇蹟のお蔭話がありました。たいていな奇蹟には驚きませんが、これだけはなんと言ってよいか、一言も言葉が出ません。これは日刊新聞に出したいと思って『毎日』に相談したところが、調べた結果『サンデー毎日』にでも出 …

教集23 昭和二十八年六月二十七日(2)

 それでこういう場合に一番肝腎なことは執着です。神様に非常にお願いし祈るということも結構なのですが、そこに難しい点があるのです。というのは、あまりに「助けたい」「助かりたい」というその執着が邪魔することになるのです。だか …